頬骨が張っている人は、
『キツイ感じに見える』
『ゴツゴツした男性的な顔』
『実年齢よりも老けて見える』
という印象を他人に与えてしまいます。
この場合頬骨を削ることにより、顔を細く小顔にして女性らしく優しいイメージになるように改善するのですが、張り出している方向によって、手術方法が異なります。
頬骨の前面の部分が張り出しているかたは、口の中からアプローチして頬骨体部(たいぶ)を削ります。
頬骨が外側(横方向)に張り出しているかたは、頬骨弓部の前方と後方の2ヵ所を骨切りして内側に移動するアーチインフラクチャー法を行ないます。
手術を受ける際には画像によるコンピュータシミュレーションで、頬骨削りをする部分を確認してご希望される理想の輪郭をイメージしておくと良いでしょう。
“エーブ クリニック”では、あなたの魅力を最大限に引き出す、理想のフェイスラインをご提供いたします。
1 | 口腔内からアプローチ
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2 | 頬骨を削骨
頬骨の突出部分に到達したら、周囲組織を坐滅しないようにラウンドバー(医療用の電動ヤスリ)で削骨いたします。この部分の骨は厚いので、5~6mmは削ることができます。 |
3 | 手術の終了
視診と触診で左右差がないこと、周囲とのバランスが良いことを確認したら、粘膜を縫合して終了です。
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頬骨の外側面である頬骨弓部は薄い骨なので、これを削っても顔はあまり細くなりません。
この場合は弓部の前方と後方の2ヵ所を骨切りして、内側にズラして固定してしまうアーチインフラクチャー法を行ないます。
1 | 口腔内からアプローチ
頬骨体部骨削り術と同様に口腔内からアプローチします。
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2 | 頬骨を骨切り
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3 | 手術の終了
口腔内と耳の前の皮膚を縫合して終了です。
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手術時間 | 頬骨体部骨削り術:1.5時間 頬骨弓部骨切り術(アーチインフラクチャー法):4時間程度 |
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傷跡 | 目立ちません。 |
入院 | 不要 |
通院 | 定期検診 ご来院頻度:手術後2週間、1ヵ月、3ヵ月 |
麻酔 | 全身麻酔 |
日常生活 | 手術後1週間は、なるべくフェイスバンテージを装着してください。 |
施術時間 | 頬骨体部骨削り術で1.5時間、頬骨弓部骨切り術(アーチインフラクチャー法)で4時間程度です。 |
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傷跡 | 頬骨体部骨削り術は口腔内からの手術になりますので、皮膚にキズはできません。 頬骨弓部骨切り術(アーチインフラクチャー法)の場合は、耳の前を3cm程度切開いたしますが、軟骨に沿った曲線のキズなので、赤味が消退するとほとんど分からなくなります。 |
麻酔 | 全身麻酔で行ないますが、リカバリー室で数時間お休みになれば、その日のうちにご帰宅できます。 |
入院 | 必要ありません。ご状態によっては長時間の経過観察が必要なため、まれにご帰宅が翌日になる場合があります。 |
通院 | 定期検診といたしまして、手術後2週間、1ヵ月、3ヵ月にご来院いただきます。 何か気になることや問題がある場合には、その日以外でも適時診察させていただきます。 |
入浴・ シャワー |
当日からOKです。弓部骨切り術(アーチインフラクチャー法)の場合は、耳の前の傷口を濡らさないようにしてください。 |
メイク | 当日からOKです。 |
その他 | 手術後1週間は、なるべくフェイスバンテージを装着してください。 妊娠中のかたは、時期によっては手術を受けることができません。 |
その1 確実な効果
正面から見たときの顔を細くしたい場合には、頬骨をただ削るだけでは変化がありません。
頬骨弓部を骨切りして内側に移動させることによって、はじめて確実な効果が得られます。
しかしこの手術を行なっているクリニックは多くはありません。
細顔を希望されるかたは頬骨弓部骨切り術(アーチインフラクチャー法)を選択して改善されてください。
その2 的確な診断
顔面輪郭形成手術では、顔の「トータルバランス」を考えることが大切です。
顔は連続した立体的な顔面骨で構成されています。
正面だけでなく色々な角度から見て良い状態であることが重要であり、なおかつ他の部分(エラや顎(アゴ、あご)先、目・鼻・口などの顔のパーツ)との良いバランスを保つことが必要です。
頬骨体部を削るだけで良いのか、頬骨弓部骨切り術(アーチインフラクチャー法)をした方がより良い形になるのか、さらにエラや顎(アゴ、あご)先を削る必要があるのかどうか。
手術前に画像によるシミュレーションを行なって、理想の輪郭をイメージしておくと良いでしょう。
その3 安心の無痛麻酔
“エーブ クリニック”では、院長が麻酔科専門医・ペインクリニック認定医の資格を取得しておりますので、美容外科で行なわれている全ての手術の麻酔が可能であり、安全な形で手術を受けていただくことができます。
全身麻酔でも厳重な安全管理を行なうことによって、先進的な日帰り手術が可能です。
また手術中の痛みのコントロールはもちろんですが、術後の痛みを緩和するための処置も行なっております。
Q:以前頬骨削りを受けたのですがあまり変わっていません。もう一度手術することはできますか?
A:術前にレントゲン写真や3D-CTの画像診断を行なって、安全に骨切り・骨削りができることが確認されましたら手術を行なうことは可能です。
特に頬骨弓部骨切り術(アーチインフラクチャー法)が行なわれていない場合には、この手術を行なうことによって、著明な効果が期待できます。
Q:小顔にしたいのですが、頬骨削りだけで効果がありますか?
A:正面からみて頬骨が外側に張っていて、顔の輪郭が「ひし形」になっていらっしゃるかたは、頬骨弓部骨切り術(アーチインフラクチャー法)によって小顔効果が期待できます。
しかし下顎(エラ・顎(アゴ、あご))が大きいかたは、頬骨を削ると「しもぶくれ」の状態になり、かえって顔が大きく見えるので注意が必要です。手術前に画像によるシミュレーションを行なって、理想の輪郭をイメージしておくと良いでしょう。
Q:頬骨削りを考えています。右側がかなり大きいのですが大丈夫でしょうか?
A:術前にレントゲン写真や3D-CTの画像診断を行なって、どのように骨切り・骨削りをするのがベストであるか、効果的な手術の計画をたてる必要があります。
右側のみの手術になる可能性もありますし、場合によっては右側を頬骨弓部骨切り術(アーチインフラクチャー法)、左側は頬骨体部骨削り術と、左右で異なる手術を行なう場合もあります。
頬骨削り
手術名 | 金額(税込) |
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前面(口腔) | 704,000円 |
側面(側頭) | 1,056,000円 |
前面(口腔) +側面(側頭) |
1,320,000円 |